【2023年公認会計士試験の合格発表】受験者数は8年連続増加!

2023年(令和5年)公認会計士試験の合格発表 - アイキャッチ(118-1)公認会計士

どうも、だいぶ前に公認会計士試験に合格したgordito(ゴルディート)です。

  • 2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率はどのぐらいだろう?

このような疑問を解決できる記事になっています。

なぜなら、2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率、願書提出者数(≒受験者数)、合格者の年齢、女性比率、想定される就職先等を紹介するからです。

記事を読み終えると、2023年(令和5年)公認会計士試験の結果等を理解することができます。

2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率

2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率等(118-2)

2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率は7.6%でした。

2021年に久しぶりに合格率が10%を下回りましたが、そこから3年間は10%を下回り続けています。

その原因は、願書提出者数(≒受験者数)の増加ですね。

2015年の願書提出者数は10,180人でしたが、2023年では20,317人まで増えています。

V字回復していますね。

合格者数を大幅に増加できないから、願書提出者数の増加→合格率の低下となっているのでしょう。

2023年(令和5年)公認会計士試験の願書提出者数(≒受験者数)

願書提出者数は20,317人で、8年連続で増加しています。

このまま増加し続けるようなことはないと勝手に思っているので、2024年(令和6年)は増加したとしても、伸びは鈍化するでしょう。

2年連続で合格率が8%を下回っているので、受験の継続を諦める受験生が増えたり、新たにチャレンジする人が減ったりするのではないかと予想しています。

2023年(令和5年)公認会計士試験合格者の年齢や性別

合格者の平均年齢は24.5歳(令和4年は24.4歳)、合格者の最低年齢は18歳(令和4年は17歳)、最高年齢は61歳(令和3年は58歳)でした。

合格者の女性比率は22.3%(令和3年は22.5%)でした。

女性比率は伸び悩んでいます。

まぁ、大きな変化はないですね。

2023年(令和5年)公認会計士試験合格者の就職先

公認会計士試験の合格者の主な就職先は監査法人です。

大手監査法人(4大監査法人)の2023年の募集要項を採用ページで確認したところ、採用予定人数は次の通りでした。

各監査法人の情報は2023年12月15日時点のWebサイトで確認できたものです。

令和4年に引き続き、トーマツ以外の3法人は採用予定人数は未公表です。

しかし、監査法人の規模や私が監査法人に就職した時のことを考えると、EY新日本、あずさはトーマツと同程度の採用人数(300人程度)になると思います。

PwC Japan有限責任監査法人は100人程度でしょう。

2023年12月1日付でPwCあらた監査法人とPwC京都監査法人が合併して、PwC Japan有限責任監査法人となっています。

つまり、大手監査法人の採用人数は1,000人程度になるのではないかと思います。

合格者数が1,500人を超えているので、各監査法人の採用人数は多少増加している可能性がありますね。

今回の記事は以上となります。

2023年(令和5年)公認会計士試験の合格率、願書提出者数(≒受験者)、合格者の年齢、女性比率、想定される就職先等がわかったのではないでしょうか。

ちなみに、公認会計士試験合格者の90%程度は予備校に通っています。

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また、公認会計士試験の合格者を多く輩出する大学はだいたい決まっています。

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