【公認会計士の予備校6校比較】CPA、TAC、大原がオススメ!

公認会計士の予備校比較(6校) - アイキャッチ(83-1)公認会計士

どうも、公認会計士の予備校に通い、公認会計士試験を突破したgordito(ゴルディート)です。

  • 公認会計士になるには予備校に通わないといけないの?
  • どんな予備校があるのかな?
  • 各予備校の合格者数、受講料などを知りたい。

このような疑問を少しでも解消できる記事になっています。

なぜなら、実際に公認会計士の予備校に通い、公認会計士試験を突破した私が公認会計士の予備校を紹介するからです。

記事を読み終えると、公認会計士の予備校ついて理解が深まると共に、どの予備校が自分に合いそうか判断できるようになります。

公認会計士試験の突破には『予備校』が必要か?

公認会計士試験で予備校利用が必要な理由(83-2)

まず始めに、最近の公認会計士試験の合格者数を確認しましょう。

2022年(令和4年)公認会計士試験の合格率等(114-2)

グラフをご覧頂くと、最近の合格者数および合格率は比較的、安定推移していることがわかります。

2022年は受験者数が大幅に伸びたことで、合格者が1,456人まで増加し、合格率は低下しています。

2023年がどうなるか注視していきたいですね。

そして、公認会計士試験の合格者のほとんどが予備校を利用している事実を示すのが次の表になります。

カッコ内は全合格者に対して占める割合です。

2022年2021年2020年2019年2018年2017年
CPA606人
(41.6%)
510人
(37.5%)
359人
(26.7%)
357人
(26.7%)
223人
(17.1%)
121人
(9.8%)
TAC410人
(28.2%)
289人
(21.3%)
401人
(30.0%)
360人
(26.9%)
357人
(27.4%)
352人
(28.6%)
大原334人
(22.9%)
397人
(29.2%)
399人
(29.9%)
470人
(35.2%)
486人
(37.2%)
482人
(39.2%)
その他106人
(7.3%)
164人
(12.0%)
176人
(13.2%)
150人
(11.2%)
239人
(18.3%)
276人
(22.4%)
合格者合計1,456人1,360人1,335人1,337人1,305人1,231人

合格者数は各予備校のWebページまたは公認会計士講座資料を参照しています。「その他」は計算で算出しています。

CPA、TAC、大原は公認会計士試験予備校の御三家みたいなところです。

直近の2022年では、大手3校(CPA、TAC、大原)で1,350人(全体の92.7%)の合格者を出しています。

予備校は大手3校以外にも、LEC、クレアール等があるため、公認会計士試験合格者の95%前後は予備校を利用していると考えられます。

事実、私も予備校を利用して合格しています。

データからわかる通り、公認会計士試験の合格には予備校の利用が一般的なのです。

では、なぜ多くの試験合格者は予備校を利用しているのでしょうか?

次のような様々な理由で予備校を利用していると考えられます。

  • 公認会計士試験の合格者のほとんどが予備校を利用しているから。
  • 予備校を利用した方が短期間で合格できそうだから。
  • 独学で勉強するための体系だった市販の参考書がないから。
  • 公認会計士になるという同じ志を持った友人が予備校に行くから。
  • 相対評価の試験のため他の多くの受験生と同じカリキュラムで学びたいから。 等々

かかる費用や時間、合格する確率、その他諸々を総合的に判断すると、予備校利用が合理的という判断をする受験生が多いのでしょう。

公認会計士の予備校一覧(6校)

公認会計士の予備校一覧(6校)(83-3)

受験生の多くが利用している予備校について紹介していきます。

公認会計士の予備校として有名な6校は次の通りです。

  • CPA
  • TAC
  • 大原
  • クレアール
  • LEC
  • FIN

ここから各予備校の概要を簡単に紹介します。

CPA

公認会計士の予備校3-CPA(83-6)

最も勢いのある公認会計士予備校です。

私の受験時代には有名とは言えない予備校でしたが、合格者数をぐんぐん伸ばし、今やTACや大原に並ぶ(超える)有名予備校になっています。

とうとう2021年にTACや大原の合格者数を上回りました!

2022年には頭一つ飛ぶ抜けるほどの存在感を発揮しています。

新興の予備校と思っていましたが、歴史は古く、創立は1968年です。

創立当初から、公認会計士試験の受験指導を行ってきたようです。

公認会計士試験の合格者数は、2017年(121人)→2022年(606人)と5年で5倍にもなっています。

現在、通うべき予備校の最有力と考えて良いでしょう。

CPA会計学院 | 公認会計士資格スクール
公認会計士資格スクール「CPA会計学院」のオフィシャルサイトです。日本の公認会計士講座と、USCPA講座について、特徴・コース・料金・合格者の声などを掲載。

TAC

公認会計士の予備校1-TAC(83-5)

資格の学校TACは、東証スタンダード市場に上場する株式会社です。

今回紹介する予備校の中で唯一の株式会社です。

TAC株式会社の設立は1980年で、公認会計士講座、簿記講座、税理士講座の開講から始まっています。

創業者の斎藤博明氏は、もともと公認会計士試験の受験生でした。何度も受験しては不合格を繰り返しましたが、最終的には合格を勝ち取ります。

その後、何度も受験を経験した自分だからこそ良いカリキュラムを創り出せるのではないかと考えてTACを設立しています。

公認会計士試験の受験当時、TAC NEWSという冊子をパラパラとめくった時の記憶で書いています。

大原と同様、公認会計士の予備校としては超有名で、多くの合格者を輩出しています。

公認会計士講座の講師は基本的に公認会計士試験合格者(しかも成績トップクラス)であることがウリの1つです。

講師全員が公認会計士試験合格者と紹介しているサイトもありますが、その点は誤りです。

公認会計士試験の受験経験がない先生(企業法、経営学等)もいます。

2021年には合格者数を大きく減らしていましたが、2022年はV字回復しています。

私の受験時代には現在のCPAのように最も勢いのある予備校だったと記憶しています。

その勢いは落ち着いたとはいえ、合格者を多く輩出しているので、現在でも選ぶ価値のある予備校の1つであることは変わらないでしょう。

資格の学校TAC<公認会計士>各種コース開講

資格の学校TAC

大原

公認会計士の予備校1-大原(83-4)

本気になったらおーはら♪のCMで有名な大原です。

ちょっと古いですかね。

1957年に大原簿記学校を創立しているので、60年以上の歴史があるグループになります。

全国に校舎があるので、全国の受験生を受け入れられることは強みですね。

公認会計士の予備校としては超有名であり、常にトップクラスの合格者数を誇っています。

監査法人にも大原で学んだ人は多いですね。

別記事で紹介している全国で12校しかない会計専門職大学院もあり、会計士業界では有名な八田教授が講師を務めていたりします。

【会計専門職大学院の一覧(12校)】進学するメリットはあります。
公認会計士や税理士を目指す方であれば、会計専門職大学院(アカウンティングスクール)という単語を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。当記事では会計専門職大学院に進学するメリット・デメリット、会計専門職大学院12校について紹介しています。

幅広い年代に知られているので、安心感のある予備校ですね。

ただ、2017年から2022年まで徐々に合格者数の占有率を下げてしまっているのが気掛かりですね。

しかし、現在でも合格者を多く輩出している点で大手予備校の一角を成すことに異論はありません。

高い合格実績で選ぶなら資格の大原 公認会計士講座



クレアール

公認会計士の予備校4-クレアール(83-7)

少し毛色の異なる予備校がクレアールです。

1962年に経営指導協会を創立、1969年に税理士、公認会計士、日商簿記検定などの受験指導を開設し、のちにクレアールアカデミーとなります。

『非常識合格法』というリスクアプローチ(効果的かつ効率的)に基づいたカリキュラムを組んでいます。

クレアールでは出題範囲を広く学習するのではなく、過去の出題傾向や最近の論点等を踏まえた上で学習範囲を大きく絞っています。

そのため、学習時間が短くなり、短期合格が可能となっています。

ちょっとわかりにくい『非常識合格法』ですが、資料請求をする時に書籍化されたものを無料で入手できるので、ぜひ入手してください。

毎年、合格者を輩出しているので、『非常識合格法』は興味がありますね。

なお、LIVE講義はなく、Web通信体制となっています。

クレアール公認会計士講座
今、会計士受験業界で話題の「非常識合格法」で効率的に合格が目指せます。



LEC

公認会計士の予備校8-LEC(83-8)

1979年に司法試験の受験指導機関として株式会社東京リーガルマインド(LEC)創立しています。

個人的には法律資格の予備校というイメージがあります。

大学時代に弁護士を目指している知り合いの多くがLECに通っていたという記憶があります。

しかし、その他の資格にも注力し、今では多種多様な資格講座を展開しています。

大原と同様、会計専門職大学院も有しているので、会計資格にも力を注いでいると言えます。

公認会計士試験の受験時代は別の予備校を利用していましたが、LECの公開模試は受験しましたね。

記憶が曖昧ですが、LECの公認会計士講座が駆け出しの頃で、無料で公開模試を受験できたような・・・。

せっかく公開模試を受けたので解説を視聴しましたが、管理会計論の池邉先生が印象に残っています。

池邉先生はライバル予備校であるCPAに移っています。

公開模試、解説の質とも悪くなかったという印象です。

公認会計士

LECオンライン(東京リーガルマインド)

FIN

公認会計士の予備校9-FIN(83-9)

元々、他の大手予備校で講師を務めていた方たちが新たに立ち上げた通信講座のようです。

予備校というよりユーキャンのような通信教育をイメージすれば良いでしょう。

フルカラーのテキスト、リーズナブルな講座料金等がウリになるでしょうか。

費用を抑えられるのが良いですが、知名度が低く、冒険心のある人が申し込む感じでしょう。

公認会計士講座TOP<資格試験のFIN>
FINの公認会計士講座のトップページです。簿記知識ゼロから始める方への短答入門コース、総合入門コース、日商簿記2級合格レベルの方への短答上級コース、総合上級コース、短答式試験合格者・短答免除者への論文合格コースへの入口になります。また、会計大学院の方向けの企業法短答+論文合格コースも設定いたしました。大手専門学校で20...

公認会計士の予備校比較

公認会計士の予備校比較-合格者数、合格率、受講料等(83-10)

紹介した6校を次の観点で比較していきます。

  • 合格者数
  • 合格率
  • 総合成績上位者
  • 受講料金
  • 学習可能な選択科目の種類
  • サポート体制

合格者数

予備校選びで、合格者数は大事ですよね。

各予備校の近年の合格者数は次の通りです。

カッコ内は全合格者に対して占める割合です。

2022年2021年2020年2019年2018年2017年
CPA606人
(41.6%)
510人
(37.5%)
359人
(26.7%)
357人
(26.7%)
223人
(17.1%)
121人
(9.8%)
TAC410人
(28.2%)
289人
(21.3%)
401人
(30.0%)
360人
(26.9%)
357人
(27.4%)
352人
(28.6%)
大原334人
(22.9%)
397人
(29.2%)
399人
(29.9%)
470人
(35.2%)
486人
(37.2%)
482人
(39.2%)
クレアール------
LEC------
FIN------

2017-2019年の3年間は大原の合格者数が最も多かったものの、2020年はTACの合格者数が大原を超え、2021年、2022年はCPAがTAC、大原の合格者数を超えました。

勢いには違いがありますが、合格者数という点でCPA、TAC、大原の3校を公認会計士予備校の御三家と行って良いでしょう。

その他の予備校であるクレアール、LEC、FINは合格者数を公表していないので、正確な合格者数は不明です。

合格体験記等がWebサイトや資料案内に記載があり、それらから想像するにクレアール、LECは毎年、数十人程度の合格者がいそうです。

合格者数を最優先に考えるのであれば、CPA、TAC、大原の中から選ぶことになりますね。

合格率

予備校比較で、効率性を示す合格率も大事な要素です。

ですが、ほとんどの予備校は合格率に触れておらず、合格率を公表しているCPAとTACでも算定根拠が異なるため、単純比較はできません。

ちなみに、公表していたCPAとTACの合格率は次の通りです。

2022年2021年2020年2019年
CPA-35.0%37.1%42.9%
TAC51.9%
A
--46.8%
B

CPAもTACもカリキュラムを修了した受講生を対象としているので合格率が高くなっています。

私の受験時代、そもそもカリキュラムを修了できずにフェードアウトしていく受講生も多くいました。

合格のためにはまずは必死こいてカリキュラムに食らいついていくことが大事でしょう。

また、TACは2019年と2022年で算定根拠が異なっています。

A)TAC本科生カリキュラム修了者のうち、TACのいずれかの模試で一度でもD判定(合格可能性20%以上)以上の結果を取られた方の合格率を指しています。

合格率が高くなるような算定方法ですよね。

B)公認会計士試験合格者の多い10大学を対象とした合格率を集計しています。

こちらも合格率が高くなるような算定方法ですね。

TACの2019年合格率の計算に採用されている10大学は、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、中央大学、東京大学、京都大学、立命館大学、神戸大学、一橋大学、法政大学になります。

大学別の合格者数に興味のある方は次の記事もご覧ください。

公認会計士の大学ランキング(大学別合格者数)と大学・学部選び
公認会計士の大学ランキング(大学別合格者数)と、公認会計士を目指す上での大学・学部選びについて紹介しています。公認会計士を目指そうと考えている高校生はぜひご覧になってください。公認会計士について知識として知っておきたい方々にもおすすめです。

総合成績上位者

あまり重要ではないと思いますが、総合成績上位者がどの予備校を利用しているのか紹介します。

各予備校のWebサイト情報をまとめると、直近の公認会計士試験の総合成績上位者は次の通りです。

2022年2021年2020年2019年2018年2017年
1位大原CPA大原CPATAC大原
2位大原CPA大原大原大原
3位大原?大原

上位1,000人の中に食い込めば合格は確実だと思うので、トップを目指す必要はありませんが、少なくとも大手3校のカリキュラムで成績上位を狙えることがわかりますね。

受講料金

受講料金も非常に大事な検討項目でしょう。

各予備校のベーシックなコースと受講料金は次の通りです。

コース名受講料金
CPA2年スタンダードコース
通学コース
680,000円
TAC2年S本科生
教室(ビデオブース)+Web講座
780,000円
大原2年初学者合格コース
(教室通学)
780,000円〜
クレアール2年スタンダード合格コース
初学者対象
Web通信
540,000円
LEC短答合格コース(通学、Webフォロー)

論文コース
600,000円程度
FIN総合入門コース
通信講座
272,000円

通常料金を記載しています。

記事の作成時期が2021年のため、受講料金の値上げやキャンペーンでの値下げ等があるかもしれません。

参考程度にしてください。

有名な大手3校の受講料金が高くなっています。

ブランド代みたいなものでしょう。

クレアールは申し込み時期によっては20%OFFになったりすので、40万円程度まで下がる場合があります。

LECは短答式試験と論文式試験のコースを明確に分けています(別々の申し込み)。

短答合格コースだけだと受講料金が300,000円を下回るので、受講へのハードルが下がって良いですね。

FINは知名度も低く自習できる校舎もないので(通信講座)、低価格が実現できていますね。

多種多少な割引制度

各予備校でキャンペーンを常時やっており、またそうでなくても大学生協での申し込みにより数%の割引があったりするので、FIN以外はもっと安く受講できるでしょう。

成績優秀者には返金する制度があったり、合格体験記の記載と顔写真の掲載を許諾すれば大幅な値引きがあったりもします。

TACは、受講割引券(10%)を株主優待としています。

フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ヤフオク、ペイペイフリマ等)で数百円で売っているので、入手すれば講座が10%割引になります。

株主優待券の利用は本人に限っていないとTACが公表しているので、わざわざ株を購入しなくても、株主優待券だけ入手できれば使用可能です。

学習可能な選択科目の種類

公認会計士論文式試験では、試験科目に選択科目があり、次の4つから1つ選んで受験することになります。

  • 経営学
  • 経済学
  • 民法
  • 統計学

予備校によっては全選択科目のカリキュラムがあるわけではなく、多くの人が選択する経営学のカリキュラムしかない場合があります。

経営学以外を選択する予定の人は、この点、留意が必要です。

各予備校で学習可能な選択科目は次の通りです。

学習可能な選択科目
CPA経営学
TAC経営学、経済学、民法、統計学
大原経営学、経済学、民法、統計学
クレアール経営学、経済学、民法、統計学
LEC経営学
FIN経営学

CPAは、明確に経営学のみとは記載がありませんが、経営学を強くお勧めしており、かつパンフレットの講師紹介で経営学の講師しかいないため、経営学のみしか選択できないと推測します。

記事作成時点で判断したものになります。変更される可能性もあります。

特段こだわりがなければ、経営学になると思いますが、最初から別の試験科目で受験する予定の方は頭に入れておいてください。

サポート体制

教室で講義を受けようと、WebやDVDで講義を受けようと疑問点は早期に解消することが大事です。

そのため、タイムリーに質問・相談できるサポート体制も予備校選びで大事な要素になります。

各予備校のサポート体制は次の通りです。

記事作成時点の情報です。

サポート体制(一部のみ記載)
CPA校舎開校時間中は予約不要でいつでも質問・相談可能(全科目の専任講師が各校舎に常駐)
※校舎に来られない方は予約不要、電話代無料で直接全講師に電話可能
TAC各校舎とZoomで質問・相談可能
※一部校舎では予約必要。
大原・直接質問(校舎で講師に質問可能)
・電話質問(フリーダイヤル)
※月曜日~土曜日(日祝・年末年始除く) 16時~19時
・質問専用サイトに疑問点を投稿(講師の回答をメールで受信) 
クレアール・電話質問(月~金 … 14~19時、土曜日 … 13~19時、日曜日 … 13~17時)
・メール質問
LEC・「教えてチューター」:ネットで個別相談(24時間)
・講師LINEで相談可能(財務会計論、管理会計論、監査論、企業法)
・Webでの事前予約により対面の相談も可能
FINメール質問

質問・相談は受講生の少ない予備校の方がしやすいかもしれません。

規模の大きい予備校だと待ち時間が多く発生したりします。

私の受験時代ですが、講義終了後に先生に質問したい人の列が出来ていましたね。

各予備校の自習室

コロナ禍で積極的に自習室を利用できない状況なので、あまり関係ないかもしれませんが、自習室にも簡単に触れておきます。

記事作成時点の情報です。

サポート体制(一部のみ記載)
CPA新宿、水道橋、早稲田、日吉、大阪梅田、国立ラウンジ、京都ラウンジに
自習室があり、その他提携の有料自習室があります。
TAC全国のTACの校舎で自習室があります。
大原全国の大原の校舎で自習室があります。 
クレアール東京の水道橋(本校)に自習室があります。
LEC全国のLECの校舎で自習室があります。
FIN自習室はないでしょう。

コロナで自習室は時間短縮や予約制になっていたりします。

最終的にはどう選べば良いのか?

予備校選びに唯一絶対の答えはありません。

というのも、当たり前ですが、人によって重視するポイントが異なるからです。

合格者数が多い予備校でないと嫌な人もいれば、費用を少しでも抑えたい人もいるでしょう。

友人と同じ予備校にしたい人もいるだろうし、選択科目は絶対に統計学と決めている人もいるでしょう。

違いをよく理解するためにも各予備校の資料を取り寄せ、各予備校の特徴を確認しましょう。

資料請求は無料です。

その中から自分に合いそうな2-3校に実際に行き(または電話で)、受講相談をしてください。

受講する場合には疑問点、不明点を解消した上で、最終決定してくださいね。

体験講座(DVDやWebもあり)を受講できる予備校も多いので、面倒臭がらず、受講してみてください。

短答コースではなく総合コース(短答+論文)を受講する場合、約2年間は予備校にお世話になるわけですから、入念に予備校比較をした方が賢明と言えるでしょう。

予備校以外で公認会計士試験に合格する方法

予備校以外の方法(83-11)

公認会計士試験の合格者の90%程度は予備校利用であると紹介しましたが、もちろん予備校を利用せずとも合格する人もいます。

予備校以外の方法としては次の2つが考えられます。

  • 中央大学経理研究所カリキュラムの利用
  • 独学

中央大学経理研究所カリキュラムの利用

中央大学には経理研究所なるものがあり、予備校のようなカリキュラムを独自で持っています。

中央大学に入学すれば、学部・学科を問わず講義を受講できます。

経理研受講生の合格者数は次の通りとなっています(経理研のWebサイト)。カッコ内は、全合格者に対する割合です。

合格者数
2022年42人
(2.9%)
2021年49人
(3.6%)
2020年64人
(4.8%)
2019年56人
(4.2%)
2018年71人
(5.4%)
2017年60人
(4.9%)

全合格者の3-5%程度が経理研受講生ということになります。

利用者が限定されていますが、大学進学前の方であれば、中央大学への進学も一考です。

独学

中央大学経理研究所のカリキュラムも言ってしまえば、利用者が限定された予備校なので、大きな括りとしてはCPA、TAC、大原等と変わりません。

最もロマンのある勉強方法は独学ですよね。

独学で合格すれば、ヒーロー級の扱いになるでしょう。

挑戦する価値はあると思いますが、効率性を最大限に高めることは非常に難しいと言わざるを得ません。

独学合格が困難である理由について知りたい方は次の記事をご覧ください。

【公認会計士試験】独学での合格は無理?
三大国家資格の1つである公認会計士試験に『独学』で合格することは可能なのでしょうか。独学で合格することは『極めて困難』と言わざるを得ないですが、その理由について紹介します。『独学』での受験を考えている方は、ぜひご覧になってください。

まとめ

公認会計士の予備校比較(6校) - まとめ(83-12)

最後にまとめます。

まとめ
  • 公認会計士試験合格者の90%前後は予備校を利用。
  • 公認会計士の予備校はCPA、TAC、大原、クレアール、LEC、FINの6校が有名。
  • 予備校選びはしっかりと行うことが大事。

いかがでしょうか。

公認会計士の予備校ついて理解が深まると共に、どの予備校が自分に合いそうか判断できるようになります。

受験される方はぜひ公認会計士試験の合格を勝ち取ってくださいね。

CPA会計学院 | 公認会計士資格スクール
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資格の学校TAC





LECオンライン(東京リーガルマインド)

公認会計士講座TOP<資格試験のFIN>
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