どうも、サイクリング病にかかっているgordito(ゴルディート)です。
- ロードバイクのメーカーはどのようなところがあるの?
- 有名なロードバイクメーカーが知りたい。
このような疑問や悩みを少しでも解決できる記事になっています。
なぜなら、主要なロードバイクメーカーを紹介するからです。
具体的にはUCIワールドチーム、UCIプロチームとUCIコンチネンタルチーム(日本のチームのみ)にバイクを提供しているメーカーを全て紹介します。
記事を読み終えると、世界トップレベルのロードバイクメーカーを知ることができます。
ロードバイクメーカー調査の理由
そもそも、なぜロードバイクのメーカーを調べようと思ったのでしょうか。
それは、私自身がロードバイクを欲しているからです!
現在、約700-800km/月はチャリに乗るほどのサイクリング病にかかっています。
私が現在所有するチャリ5台は次の通りで、スピード感溢れる走りが可能な車体はありません。
メーカー | 素材 | 内容 |
GIANT (ジャイアント) | アルミ | ロードよりのクロスバイク。 全く乗らず多くの部品を ルイガノやトレックに移植。 |
LOUIS GARNEAU (ルイガノ) | アルミ | マウンテンよりのクロスバイク。 フロントサス、フェンダー、リアキャリア。 普段使い(雨の日用) |
TREK (トレック) | アルミ フォークはカーボン | ロードよりのクロスバイク。 普段使い(晴れの日用) |
ARAYA (アラヤ) | クロモリ | ランドナー。 BROOKSのサドル、tubusのキャリア。 日本一周旅行用に衝動買い (日本一周はまだ)。 |
Riese & Müller (リーズ & ミュラー) | アルミ | 折り畳み。 輪行用に購入。 沖縄本島、久米島、宮古島、 石垣島、西表島等で大活躍。 |
今まで、スピードを重視したチャリ選びをして来なかったのですが、最近、ちょっとスピード重視の1台が欲しいなぁと思っています。
できれば、アルミではなくフルカーボンでULTEGRAか105グレードで固めたロードバイクが欲しいのです。
既に数十以上のロードバイクメーカーを知っていますが、改めて世界トップのプロチームにバイクを提供しているロードバイクメーカーを調査してみようと思った次第です。
ロードバイクメーカーの一覧(UCIチーム別)
全てのロードバイクメーカーを紹介することは困難を極めるので、今回はUCIのチームにフレームを提供しているメーカーを紹介します。
UCIとはなんぞやという人のために簡単に紹介します。
UCIは、1900年にベルギー、アメリカ、フランス、イタリア、スイスの5カ国で設立された団体です。
超ざっくり言うと、世界の主要なレースやその他諸々を取り仕切っている団体です。
UCI認定レースに出場するためには、UCIに登録を申請し認可を得なければなりません。
現在、UCIに認可されているチーム数は次の通りです。
チームカテゴリ | チーム数 | 概要 |
UCIワールドチーム | 19 | トップオブトップのカテゴリー。 |
UCIプロチーム | 19 | ワールドチームに準ずるカテゴリー。 ランキングや招待で グランツール(※)に出場可能。 |
UCIコンチネンタルチーム | 162 | 3番目のカテゴリー。 UCIではなく各国の自転車連盟に 管理を任せているようです。 日本はJCF(日本自転車競技連盟)。 |
なお、グランツール(※)とは次の3大レースのことです。
当記事に辿り着いた人であれば、ツール・ド・フランスは聞いたことある人が大半でしょう。
UCIワールドチームのロードバイク一覧
2021年のUCIワールドチーム19チームが使用しているロードバイクは次の通りです。
No. | チーム名 | 国 | ロードバイク |
1 | AG2R CITROEN TEAM (チームWebサイト) | フランス | BMC(スイス) |
2 | ASTANA - PREMIER TECH (チームWebサイト) | カザフスタン | WILIER(イタリア) |
3 | BAHRAIN VICTORIOUS (チームWebサイト) | バーレーン | MERIDA(台湾) |
4 | BORA - HANSGROHE (チームWebサイト) | ドイツ | SPECIALIZED(アメリカ) |
5 | COFIDIS (チームWebサイト) | フランス | DE ROSA(イタリア) |
6 | DECEUNINCK - QUICK-STEP (チームWebサイト) | ベルギー | SPECIALIZED(アメリカ) |
7 | EF EDUCATION - NIPPO (チームWebサイト) | アメリカ | CANNONDALE(アメリカ) |
8 | GROUPAMA - FDJ (チームWebサイト) | フランス | LAPIERRE(フランス) |
9 | INEOS GRENADIERS (チームWebサイト) | イギリス | PINARELLO(イタリア) |
10 | INTERMARCHÉ - WANTY - GOBERT MATÉRIAUX (チームWebサイト) | ベルギー | CUBE(ドイツ) |
11 | ISRAEL START-UP NATION (チームWebサイト) | イスラエル | FACTOR(イギリス) |
12 | JUMBO-VISMA (チームWebサイト) | オランダ | CERVÉLO(カナダ) |
13 | LOTTO SOUDAL (チームWebサイト) | ベルギー | RIDLEY(ベルギー) |
14 | MOVISTAR TEAM (チームWebサイト) | スペイン | CANYON(ドイツ) |
15 | TEAM BIKEEXCHANGE (チームWebサイト) | オーストラリア | BIANCHI(イタリア) |
16 | TEAM DSM (チームWebサイト) | ドイツ | SCOTT(スイス) |
17 | TEAM QHUBEKA NEXTHASH (チームWebサイト) | 南アフリカ | BMC(スイス) |
18 | TREK - SEGAFREDO (チームWebサイト) | アメリカ | TREK(アメリカ) |
19 | UAE TEAM EMIRATES (チームWebサイト) | UAE | COLNAGO(イタリア) |
19チーム中、イタリアのロードバイクを使用しているのが5チーム、アメリカが4チーム、スイスが3チーム、ドイツが2チーム、台湾、フランス、イギリス、カナダ、ベルギーが1チームずつとなっています。
UCIプロチームのロードバイク一覧
2021年のUCIプロチーム19チームが使用しているロードバイクは次の通りです。
No. | チーム名 | 国名 | ロードバイク |
1 | ALPECIN-FENIX (チームWebサイト) | ベルギー | CANYON(ドイツ) |
2 | ANDRONI GIOCATTOLI - SIDERMEC (チームWebサイト) | イタリア | BOTTECCHIA(イタリア) |
3 | B&B HOTELS P/B KTM (チームWebサイト) | フランス | KTM(オーストリア) |
4 | BARDIANI CSF FAIZANE' (チームWebサイト) | イタリア | CIPOLLINI(イタリア) |
5 | BINGOAL PAUWELS SAUCES WB (チームWebサイト) | ベルギー | DE ROSA(イタリア) |
6 | BURGOS-BH (チームWebサイト) | スペイン | BH BIKES(スペイン) |
7 | CAJA RURAL-SEGUROS RGA (チームWebサイト) | スペイン | GUERCIOTTI(イタリア) |
8 | DELKO (チームWebサイト) | フランス | LOOK(フランス) |
9 | EOLO-KOMETA CYCLING TEAM (チームWebサイト) | イタリア | AURUM(スペイン) |
10 | EQUIPO KERN PHARMA (チームWebサイト) | スペイン | GIANT(台湾) |
11 | EUSKALTEL - EUSKADI (チームWebサイト) | スペイン | ORBEA(スペイン) |
12 | GAZPROM-RUSVELO (チームWebサイト) | ロシア | COLNAGO(イタリア) |
13 | RALLY CYCLING (チームWebサイト) | アメリカ | FELT(アメリカ) |
14 | SPORT VLAANDEREN - BALOISE (チームWebサイト) | ベルギー | EDDY MERCKX(ベルギー) |
15 | TEAM ARKEA - SAMSIC (チームWebサイト) | フランス | CANYON(ドイツ) |
16 | TEAM NOVO NORDISK (チームWebサイト) | アメリカ | COLNAGO(イタリア) |
17 | TOTALENERGIES (チームWebサイト) | フランス | WILIER(イタリア) |
18 | UNO - X PRO CYCLING TEAM (チームWebサイト) | ノルウェー | DARE(台湾) |
19 | VINI ZABU' (チームWebサイト) | イタリア | CORRATEC(ドイツ) |
19チーム中、イタリアのロードバイクを使用しているのが7チーム、ドイツとスペインが3チーム、台湾が2チーム、オーストリア、フランス、アメリカ、ベルギーが1チームずつとなっています。
UCIコンチネンタルチームのロードバイク一覧(日本チームのみ)
2021年のUCIコンチネンタルチームは162チームありますが、次の理由から全てのチームのロードバイクを紹介するのは諦めます。
20-30チーム調査したところ、基本的には有名メーカーのロードバイクを使用していそうです。
日本の8チームに関しては確かな情報を提供できそうなので紹介します。
No. | チーム名 | 国名 | ロードバイク |
1 | AISAN RACING TEAM (愛三工業レーシングチーム) | 日本 | FUJI(アメリカ) |
2 | KINAN CYCLING TEAM (キナンサイクリングチーム) | 日本 | YONEX(日本) |
3 | MATRIX POWERTAG (マトリックスパワータグ) | 日本 | TIME(フランス) |
4 | NASU BLASEN (那須ブラーゼン) | 日本 | DEVEL(フィリピン) |
5 | SHIMANO RACING TEAM (シマノレーシング) | 日本 | GIANT(台湾) |
6 | TEAM BRIDGESTONE CYCLING (チームブリジストンサイクリング) | 日本 | BRIDGESTONE(日本) |
7 | TEAM UKYO SAGAMIHARA (チーム右京相模原) | 日本 | FACTOR(イギリス) |
8 | UTSUNOMIYA BLITZEN (宇都宮ブリッツェン) | 日本 | MERIDA(台湾) |
ロードバイクメーカーの一覧(国別)
先ほどはUCIチーム別にロードバイクメーカーを紹介しましたが、ここでは国別により詳しく紹介します。
先ほど名前が挙がったロードバイクメーカーは35社で国別の内訳は次の通りです。
国名 | ロードバイクメーカー |
イタリア | 8社 |
アメリカ | 5社 |
スペイン | 3社 |
台湾 | 3社 |
ドイツ | 3社 |
フランス | 3社 |
スイス | 2社 |
日本 | 2社 |
ベルギー | 2社 |
イギリス | 1社 |
オーストリア | 1社 |
カナダ | 1社 |
フィリピン | 1社 |
合計 | 35社 |
メーカー数の多い国順に紹介します。
イタリア
イタリアのロードバイクメーカー8社は次の通りです(アルファベット順)。
BIANCHI(ビアンキ)
創業 | 1885年 |
提供先 | TEAM BIKEEXCHANGE(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.japan.bianchi.com |
日本での取り扱い | サイクルヨーロッパジャパン |
1885年の創業です。
ミラノに小さな自転車店を開いたことから始まります。
特徴的なカラーであるチェレステで有名なメーカーですね。
販売店が多く、実際に乗っている人も多いので、自転車にちょっとでも興味のある人は知っていることでしょう。
日本での取り扱いはサイクルヨーロッパジャパンになります。
BOTTECCHIA(ボッテキア)
創業 | 1926年 |
提供先 | ANDRONI GIOCATTOLI - SIDERMEC(UCIプロチーム) |
Webサイト | http://www.bottecchia-bikes.jp |
日本での取り扱い | グローブライド |
1926年の創業です。
1924年のツール・ド・フランスで初のイタリア人チャンピオンになったボッテキアの名を冠すバイクブランドです。
日本での取り扱いはグローブライドになります。
CIPOLLINI(チポッリーニ)
創業 | 2011年 |
提供先 | BARDIANI CSF FAIZANE'(UCIプロチーム) |
Webサイト | http://www.cipollini.jp |
日本での取り扱い | ワイ・インターナショナル |
2011年の創業です。
ジロ・デ・イタリアでは歴代最多のステージ優勝を果たしているイタリア人ロードレーサーであるマリオ・チポッリーニが創業者です。
日本での取り扱いはワイ・インターナショナルになります。
COLNAGO(コルナゴ)
創業 | 1954年 |
提供先 | ・UAE TEAM EMIRATES(UCIワールドチーム) ・GAZPROM-RUSVELO(UCIプロチーム) ・TEAM NOVO NORDISK(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.colnago.co.jp |
日本での取り扱い | アキボウ |
ミラノ近郊の都市で1954年に創業しました。
数々の世界チャンピオンが愛用してきたロードバイクがコルナゴです。
UCIワールドチーム、UCIプロチームの合計38チームのうち、3チームにロードバイクを提供しています。
日本での取り扱いはアキボウになります。
DE ROSA(デローザ)
創業 | 1953年 |
提供先 | ・COFIDIS(UCIワールドチーム) ・BINGOAL PAUWELS SAUCES WB(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.derosa.jp |
日本での取り扱い | 日直商会 |
1953年の創業です。
デローザはフレームビルダーとしてだけでなく、チームのメカニックとしても活躍していたようです。
ハートマークは賛否両論ありますが、好きな人は大好きでしょう。
日本での取り扱いは日直商会になります。
GUERCIOTTI(グエルチョッティ)
創業 | 1964年 |
提供先 | CAJA RURAL-SEGUROS RGA(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.guerciotti.it/en/ |
日本での取り扱い | 不明(2020年までミズタニ自転車) |
1964年にミラノで創業しました。
日本での取り扱いはミズタニ自転車でしたが、2020年に日本国内における代理店契約を終了しています。
少し調査しましたが、現在の状況は不明です。
PINARELLO(ピナレロ)
創業 | 1953年 |
提供先 | INEOS GRENADIERS(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/ |
日本での取り扱い | ピナレロジャパン/カワシマサイクルサプライ |
1953年の創業です。
1988年に初めてツールを制覇し、有名ブランドになります。
ここ10年間では最も有名なロードバイクメーカーの1つと言って良いでしょう。
日本での取り扱いはピナレロジャパン/カワシマサイクルサプライになります。
WILIER(ウィリエール)
創業 | 1906年 |
提供先 | ・ASTANA - PREMIER TECH(UCIワールドチーム) ・TOTALENERGIES(UCIプロチーム) |
Webサイト | http://www.wilier.jp |
日本での取り扱い | 服部産業 |
1906年にベネチア郊外で創業しました。
1948年にジロ・デ・イタリアを制覇したことで有名となります。
日本での取り扱いは服部産業になります。
その他
イタリアは自転車天国で、皆が知っているロードバイクメーカーが他にもたくさんあります。
BASSO、CARRERA、CHINELLI、GIOS、KUOTA、MASI等は多くの人が知っているのではないでしょうか。
アメリカ
アメリカのロードバイクメーカー5社は次の通りです(アルファベット順)。
CANNONDALE(キャノンデール)
創業 | 1971年 |
提供先 | EF EDUCATION - NIPPO(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.cannondale.com/ja-jp |
日本での取り扱い | キャノンデール・ジャパン |
1971年の創業です。
独特の形をしたLEFTYや独自のアルミのCAADを知っている人も多いことでしょう。
日本人に大人気のブランドですね。
日本での取り扱いはキャノンデール・ジャパンになります。
FELT(フェルト)
創業 | 1991年 |
提供先 | SPORT VLAANDEREN - BALOISE(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/ |
日本での取り扱い | ライトウェイプロダクツジャパン |
1991年にカリフォルニアで創業しています。
比較的、新しいメーカーですが、近年グランツールで成績を残し、徐々に認知度が高まっています。
スピードこそがFELTのDNAとしており、速さを追及しているようです。
日本での取り扱いはライトウェイプロダクツジャパンになります。
FUJI(フジ)
創業 | 1899年 |
提供先 | AISAN RACING TEAM(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.fujibikes.jp |
日本での取り扱い | アキボウ |
1899年の創業です。
1906年にイギリスのラーヂ自転車の輸入を手掛け、1928年に商標「ラーヂ」を「富士」に改称しています。
のちにアメリカ企業の傘下となります。
日本での取り扱いはアキボウになります。
SPECIALIZED(スペシャライズド)
創業 | 1974年 |
提供先 | ・BORA - HANSGROHE(UCIワールドチーム) ・DECEUNINCK - QUICK-STEP(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.specialized.com/jp/ja |
日本での取り扱い | スペシャライズド・ジャパン |
1974年の創業です。
CANNONDALEと同様、歴史はそんなに古くはないですが、知名度は抜群です。
2000年前半に経営難となり、もともと生産委託をしていたMERIDAの資本が入っています。
日本での取り扱いはスペシャライズド・ジャパンになります。
TREK(トレック)
創業 | 1976年 |
提供先 | TREK - SEGAFREDO(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/ |
日本での取り扱い | トレック・ジャパン |
1976年の創業です。
TREKと言えば、ランス・アームストロングを思い出します。
ツール・ド・フランスを7連覇していましたが、ドーピング問題で記録が剥奪されていますね。
日本での取り扱いはトレック・ジャパンになります。
その他
アメリカにも無数の自転車メーカーがありますが、グランツール向けという意味では紹介したメーカーが主だったところです。
スペイン
スペインのロードバイクメーカー3社は次の通りです(アルファベット順)。
AURUM(オーラム)
創業 | 2020年 |
提供先 | EOLO-KOMETA CYCLING TEAM(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://aurumbikes.com |
日本での取り扱い | 不明 |
2020年の創業です。
グランツールで活躍した2人、コンタドールとバッソで新たに立ち上げたブランドになります。
現在はMAGMAという1種類のみですが、今後、車種を増やす計画のようです。
日本での取り扱いは不明です。
BH BIKES(ビーエイチバイクス)
創業 | 1909年 |
提供先 | BURGOS-BH(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://corridore.co.jp/course/bh-bikes/ |
日本での取り扱い | コリドーレ |
1909年の創業です。
1935年の第1回プエルタ・ア・エスパーニャで優勝したのがBHチームのベルギー人フスターフ・デロールです。
日本での取り扱いはコリドーレになります。
ORBEA(オルベア)
創業 | 1840年 |
提供先 | EUSKALTEL - EUSKADI(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.orbea.com/jp-ja/#featured/1 |
日本での取り扱い | サイクルクリエーション |
1840年に創業し、1920年に自転車製造を開始しています。
1985年にプエルタ・ア・エスパーニャで優勝したのがオルベアと契約していたペドロ・デルガドです。
今ではスペイン最大の自転車メーカーとなっています。
日本での取り扱いはサイクルクリエーションになります。
台湾
台湾のロードバイクメーカー3社は次の通りです(アルファベット順)。
DARE(ディアー)
創業 | 2008年 |
提供先 | UNO - X PRO CYCLING TEAM(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.dare-bikes.com/en |
日本での取り扱い | 塩野自転車(?) |
2008年の創業です。
最初の軽量ロードバイクMR1を発表したのが2013年、プロチームへの車体提供が2019年と比較的新しいメーカーになります。
日本での取り扱いは塩野自転車でしょうか。
GIANT(ジャイアント)
創業 | 1972年 |
提供先 | ・EQUIPO KERN PHARMA(UCIプロチーム) ・SHIMANO RACING TEAM(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.giant.co.jp/giant21/ |
日本での取り扱い | ジャイアント |
1972年に創業し、当初はOEM生産をしていましたが、1981年に自社ブランドであるGIANTを立ち上げました。
マウンテンバイクで世界に認められ、のちにロードバイクでも認められる存在となっています。
世界最大規模の自転車メーカーの1つで、良心的な価格設定から日本でもよく見かけますね。
日本での取り扱いはジャイアントになります。
MERIDA(メリダ)
創業 | 1972年 |
提供先 | ・BAHRAIN VICTORIOUS(UCIワールドチーム) ・UTSUNOMIYA BLITZEN(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.merida.jp |
日本での取り扱い | メリダジャパン |
1972年に創業し、1988年にMERIDAブランドを立ち上げました。
R&Dセンターはドイツにあり、ドイツのエンジニアと台湾のクラフトマンシップが融合した製造方法によりバイクを量産しています。
GIANTに次ぐ台湾第2の自転車メーカーです。
伊豆に世界最大級の自転車施設であるMERDIA X BASEがあり、そこで日本取扱いの全ての車種のレンタルが可能です。
日本での取り扱いはメリダジャパンになります。
ドイツ
ドイツのロードバイクメーカー3社は次の通りです(アルファベット順)。
CANYON(キャニオン)
創業 | 1996年 |
提供先 | ・MOVISTAR TEAM(UCIワールドチーム) ・ALPECIN-FENIX(UCIプロチーム) ・TEAM ARKEA - SAMSIC(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.canyon.com/ja-jp/ |
日本での取り扱い | キャニオン |
1996年の創業です。
代理店や小売店を置かず、メーカー直接販売のため、高性能な自転車を適正価格で入手できます。
UCIワールドチーム、UCIプロチームの合計38チームのうち、3チームにロードバイクを提供しています。
日本での取り扱いはキャニオンになります。
CORRATEC(コラテック)
創業 | 1990年 |
提供先 | VINI ZABU'(UCIプロチーム) |
Webサイト | http://www.corratec-bikes.jp |
日本での取り扱い | グローブライド |
1990年の創業です。
GERMAN DESIGN & ENGINEERINGをアピールしているメーカーです。
Japan Assemblyとなっているロードバイクのモデルは、堺市(大阪府)の専門工房「株式会社ワコー」で組み立てています。
日本での取り扱いはグローブライドになります。
CUBE(キューブ)
創業 | 1993年 |
提供先 | INTERMARCHÉ - WANTY - GOBERT MATÉRIAUX(UCIワールドチーム) |
Webサイト | http://cubebikes.jp |
日本での取り扱い | 塩野自転車 |
1993年の創業です。
創業30年程度ですが、既にUCIワールドチームに車体を提供しているので、性能の高いロードバイクを製造する技術力があるのでしょう。
日本での取り扱いは塩野自転車になります。
フランス
フランスのロードバイクメーカー3社は次の通りです(アルファベット順)。
LAPIERRE(ラピエール)
創業 | 1946年 |
提供先 | GROUPAMA - FDJ(UCIワールドチーム) |
Webサイト | http://www.eastwood.co.jp/lineup/lapierre/ |
日本での取り扱い | 東商会 |
1946年の創業です。
有名メーカーであり、ツール・ド・フランス等の大会で数々の賞を取っています。
日本での取り扱いは東商会になります。
LOOK(ルック)
創業 | 1951年 |
提供先 | DELKO(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.eurosports.co.jp/index.html |
日本での取り扱い | ユーロスポーツインテグレーション |
1951年の創業です。当初は、スキー用品を扱っていましたが、1983年に自転車業界に参入しています。
1984年にスキー用品での経験を生かしたビンディングペダルをリリースし、ペダルの有名メーカーとなっています。
多くの人が憧れるメーカーですね。
日本での取り扱いはユーロスポーツインテグレーションになります。
TIME(タイム)
創業 | 1987年 |
提供先 | MATRIX POWERTAG(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.podium.co.jp/brands/time |
日本での取り扱い | ポディウム |
1987年の創業です。
理想的なペダルを開発するために立ち上げた会社のようです。
カーボンフレームで有名ですが、現在はUCIワールドチームやUCIプロチームへのフレーム提供はありません。
しかし、LOOKと共に多くの人が憧れるメーカーの1つです。
日本での取り扱いはポディウムになります。
スイス
スイスのロードバイクメーカー2社は次の通りです(アルファベット順)。
BMC(ビーエムシー)
創業 | 1986年 |
提供先 | ・AG2R CITROEN TEAM(UCIワールドチーム) ・TEAM QHUBEKA NEXTHASH(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://e-ftb.co.jp/bmc/ |
日本での取り扱い | フタバ商店 |
1986年の創業です。
ラレーの輸入代理店から始まり、1994にスポーツバイクの製造を開始しました。
2011年にツール・ド・フランスで総合優勝を果たしています。
日本での取り扱いはフタバ商店になります。
SCOTT(スコット)
創業 | 1958年 |
提供先 | TEAM DSM(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://www.scott-japan.com |
日本での取り扱い | スコットジャパン |
1958年の創業です。
スキーのストック製造から始まり、のちに自転車製造を開始します。
世界で初めて1kgを下回るフレームの開発に成功し、その後、軽量ロードバイクをリリースしています。
日本での取り扱いはスコットジャパンになります。
日本
日本のロードバイクメーカー2社は次の通りです(アルファベット順)。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
創業 | 1949年 |
提供先 | TEAM BRIDGESTONE CYCLING(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.bscycle.co.jp/anchor/ |
日本での取り扱い | ブリヂストンサイクル |
1949年にブリヂストンタイヤ株式会社より分離独立する形で創業しました。
世界のトップメーカーとは言えないかもしれませんが、高品質のロードバイクをリリースしています。
日本での取り扱いはブリヂストンサイクルになります。
YONEX(ヨネックス)
創業 | 1946年 |
提供先 | KINAN CYCLING TEAM(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.yonex.co.jp/roadbike/ |
日本での取り扱い | ヨネックス |
1946年の創業です。
他のスポーツ用品で培ってきたカーボン技術を活用し、2014年にカーボンフレームを開発しました。
現在は全ての車種が高級カーボンモデルとなっています。
徐々に車種が増えてきているので、UCIワールドチームかUCIプロチームにフレームの提供が決まれば、世界的に注目されるでしょう。
日本での取り扱いはヨネックスになります。
ベルギー
ベルギーのロードバイクメーカー2社は次の通りです(アルファベット順)。
EDDY MERCKX(エディメルクス)
創業 | 1980年 |
提供先 | SPORT VLAANDEREN - BALOISE(UCIプロチーム) |
Webサイト | http://fukaya-nagoya.co.jp/management/make/eddymerckx/ |
日本での取り扱い | フカヤ |
ロードレーサーとして超有名なエディメルクスが1980年の創業しました。
現役引退後に既に紹介したDE ROSA(イタリア)で修行したのちに創業したようです。
日本での取り扱いはフカヤになります。
RIDLEY(リドレー)
創業 | 1997年 |
提供先 | LOTTO SOUDAL(UCIワールドチーム) |
Webサイト | https://ridley-bikes.jp |
日本での取り扱い | ミズタニ自転車 |
フレーム塗装や組み立ての下請けを経て、1997年にRIDLEYブランドを立ち上げています。
2005年にトップチームにバイク提供を始め、短い期間で世界のトップブランドの1つとなっています。
日本での取り扱いはミズタニ自転車になります。
イギリス
イギリスのロードバイクメーカー1社は次の通りです。
FACTOR(ファクター)
創業 | 2007年 |
提供先 | ・ISRAEL START-UP NATION(UCIワールドチーム) ・TEAM UKYO SAGAMIHARA(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://www.trisports.jp/brand/factor/ |
日本での取り扱い | トライスポーツ |
2007年にレーシングカー等のエンジニアリング会社であるbf1systemsから誕生しています。
今注目のメーカーの1つと言えるでしょう。
日本での取り扱いはトライスポーツになります。
オーストリア
オーストリアのロードバイクメーカー1社は次の通りです。
KTM(ケイティーエム)
創業 | 1938年 |
提供先 | B&B HOTELS P/B KTM(UCIプロチーム) |
Webサイト | https://www.ktm-bikes.at |
日本での取り扱い | 不明 |
1938年の創業です。
1950年代にモーターサイクルの製造を開始し、最初に自転車を製造したのは1964年です。
私は日本でKTMの自転車を見たことはないですねぇ。
日本での取り扱いは不明です。
カナダ
カナダのロードバイクメーカー1社は次の通りです。
CERVÉLO(サーヴェロ)
創業 | 1995年 |
提供先 | JUMBO-VISMA(UCIワールドチーム) |
Webサイト | http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/ |
日本での取り扱い | 東商会 |
1995年の創業です。
厳しい自社基準を設けているメーカーのようです。
成り立ちからタイムトライアル用のバイクに強みがあります。
日本での取り扱いは東商会になります。
フィリピン
フィリピンのロードバイクメーカー1社は次の通りです。
DEVEL(デベル)
創業 | 2019年 |
提供先 | NASU BLASEN(UCIコンチネンタルチーム) |
Webサイト | https://sites.google.com/view/develprojectjapan-pre/ホーム?authuser=0 |
日本での取り扱い | DEVEL PROJECT JAPAN |
詳細が不明ですが、2019年からバイクを販売しているようです。
日本のUCIコンチネンタルチームを紹介したために、紹介することとなったメーカーですね。
まだ謎が多いですが、UCIコンチネンタルチーム3チームにロードバイクを提供しているようです。
日本での取り扱いはDEVEL PRJECT JAPANになります。
まとめ
最後にまとめます。
いかがでしょうか。
世界トップレベルのロードバイクメーカーを知ることができたのではないでしょうか。
実は他にも多くの有名メーカーがあります。
そのため、UCI認証を得ているロードバイクのフレームに関する記事も用意する予定です。
ロードバイクが欲しい人に少しでも参考になったのであれば嬉しいです。
なお、主に今回紹介したロードバイクメーカーの中から完成車で20万円未満のロードバイクを65モデル紹介する記事を用意していますので、気になる方はぜひご覧になってください。