【新たな趣味になる?】スポーツバイク(自転車)の良い点と悪い点

スポーツバイクの良い点、悪い点- アイキャッチ(116-1)サイクリング

どうも、スポーツバイクに出会ってから自転車移動にハマっているgordito(ゴルディート)です。

  • 川沿い、湖沿いをサイクリングしている人をよく見かけるけど、サイクリングは趣味としておすすめなのかな?
  • サイクリングする上で面倒なことってなんだろう?

このような疑問を解決できる記事になっています。

なぜなら、スポーツバイクを購入後、自転車移動にハマっている私がスポーツバイクをおすすめする理由などを紹介するからです。

具体的には、スポーツバイクの良い点と悪い点を紹介します。

記事を読み終えると、スポーツバイクの良い点、悪い点を理解でき、スポーツバイクをゲットすべきか、新たな趣味として自分自身に合うかどうか判断できるようになります。

スポーツバイクとは

スポーツバイクの分類(116-2)

冒頭から用いている「スポーツバイク」という言葉について簡単に説明します。

「スポーツバイク」というとオートバイを連想する場合の方もありますが、今回は自転車をイメージしてください。

当記事では、多くの方に理解されやすいだろうと判断して「スポーツバイク」という用語を使用しますが、JIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」を主にイメージしてもらいたいです。

そもそもJIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」という言葉を初めて聞く方の方が多いと思うので、簡単に説明します。

JIS D 9111に自転車の分類や用語がまとめられており、自転車の分類は次の通りとなっています。

自転車の分類(116-3)

「スポーティ車(一般用自転車)」の定義は次の通りです。

主に一般道路における交通手段、中長距離の快適走行などを目的とし、チェンジギヤ装置を備えたものの総称。マウンテンバイク及びBMX車に外観の似たマウンテンバイク類形車(ルック車)、BMX類形車及びクロスバイクを含む。

注記 クロスバイクとは、マウンテンバイク及びレーシングバイクを一般道路での走行に適するよう設計(マウンテンバイクの場合はタイヤを細くし、レーシングバイクの場合はハンドルをフラット形バーにするなど)した自転車。よって、マウンテンバイクとレーシングバイクとを組み合わせた(クロス)自転車と呼ばれている。

JIS D 9111

具体例がないので少しわかりづらいと思いますが、ふんわりとした理解で大丈夫です。

主に世間一般で言われる「クロスバイク」をイメージしてください。

当記事で用いる「スポーツバイク」は、JIS(日本産業規格)でいう「スポーティ車」をはじめとし、エントリーモデルのロードバイク、シングルスピードのピストバイク、スポーティな小径車(ミニベロ)などを指していると考えてください。

定義を説明した「スポーティ車」より「スポーツバイク」の方が範囲は広いです。

スポーツバイクの良い点(おすすめする理由)

スポーツバイクの良い点(116-4)

私の考えるスポーツバイクの良い点(おすすめする理由)は次の通りです。

  • スポーツバイクでのサイクリングはお手軽な趣味
  • 自転車での行動範囲が広がる
  • 季節の変化をより楽しめるようになる
  • ダイエット効果がある
  • その他

1つ1つ簡単に説明します。

スポーツバイクでのサイクリングはお手軽な趣味

他の趣味と比較して手軽なのがスポーツバイクに乗ったサイクリングです。

サイクリングは自転車さえ用意してしまえば、家を出たらすぐに始められます。

目的地までの「移動」が不要です。というか、目的地までの移動がサイクリングになったりします。

もちろん、しまなみ街道、ビワイチ(琵琶湖一周)を目的とするなど、自動車や電車で移動が必要な場合もあります。

一方、私の他の趣味である「登山」は目的地(登りたい山)に到達するまでに時間とお金がかかります。

目的の山に行くまでに車で数時間かかり、帰りは高速自動車道の渋滞にはまることが多々あります。

私の住んでいるエリアだと、移動だけで往復10時間近くかかることがほとんどです。

複数人で登山に行くことが多く、ガソリン代や高速代は割り勘できますが、それでも毎回5,000円以上はかかっています。

また、複数人で行うスポーツと異なり、サイクリングは単独で走り出せるのもお手軽ポイントです。

他人と予定を合わせることなく、思い立ったら即行動できるのです。

私は海を見に行くコース、富士山を拝むコース、川沿いを走るコース、湖沿いを走るコースなどお気に入りのコースが複数あり、その時の気分と時間でコースを選択しています。

家を出た瞬間に単独で開始できるサイクリングは本当お手軽で良い趣味だなと感じています。

自転車での行動範囲が広がる

スポーツバイクを所有していない時の自転車での行動範囲は半径3-5km程度でした。

ママチャリ(一般車)時代は、自宅の最寄駅の往復ばかりでした。

スポーツバイクに乗り始めてから行動範囲が半径15-20km程度に拡大しています。

というのも、車体が軽かったり、変速段数が多かったり、何かとスポーツバイクは快適なので、長い距離が苦ではないのです。

ママチャリより高価、デザインが良い等の理由で愛着があり、長く乗っていても楽しいという点もあります。

私は運転が下手で、駐車も下手なので、自動車で出かけるのはあまり好きじゃないのですが、今まで自動車で行っていた場所に自転車で行けるようになったのは個人的に嬉しいことです。

川沿いを走るなどして交通渋滞を回避できるので、自動車での移動と所要時間がほとんど変わらない場所もあったりします。

個人差はあると思いますが、スポーツバイクに乗り始めてから自転車での行動範囲が広がった人は多いのではないでしょうか。

季節の変化をより楽しめるようになる

移動するスピードが遅くなれば遅くなるほど、通っている道の変化に気づきやすくなります。

自動車でいつも通っている道を自転車で通ったり、ランニングで通ったりして、新たな発見をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

スポーツバイクを入手したのち、スポーツバイクでの移動が増え、自動車で移動していた時よりも色々なものを感じるようになりました。

新しくできたお店に気づいたり、花の匂いを感じたり、鳥のさえずりに気づいたりします。

春になるとウグイスの声を聞きたいがために、川沿いのサイクリングに出かけることがあります。

特に川沿い、湖沿いをサイクリングすると、桜が咲いていたり、ウグイスが鳴いていたり、蝉が鳴いていたり、草木が色づいてきたり、季節の変化をより楽しめるようになっています。

ダイエット効果がある

自動車やオートバイに乗るときと異なり、スポーツバイクの動力は人間なので、乗ってこぐだけで体力を使うことになります。

全く運動しないよりは、スポーツバイクに乗る生活をする方が筋力は維持でき、健康的であろうことは言うまでもないでしょう。

スポーツバイクに乗ると、身体の中でも大きな筋肉である大腿四頭筋など、下半身の筋肉が鍛えられます。

一般に筋肉量が多いと代謝が上がり太りにくいと言われています。

ダイエット効果があると高らかに言うことはできないですが、普段運動をしない人にとって、スポーツバイクによるサイクリングは健康維持に一役を買うはずでしょう。

その他

他にもスポーツバイクの良い点はあります。

ガソリンを使わない等の理由で自動車、オートバイ等の他の移動手段と比較して、スポーツバイクによる移動(サイクリング)は環境負荷が少ないでしょう。

また、自動車やオートバイで移動する場合のガソリン代や駐車料金、電車やバスで移動する場合の運賃がかからないので、交通費の節約にもなるでしょう。

さらに、スポーツバイクはおもちゃみたいなもので、ハンドルの形を変えたり、8段変速から11段変速に変えたり、タイヤの太さを変えたり、色々とカスタマイズできる点も楽しみの1つと言えるでしょう。

個人的には色々とイジれることがスポーツバイクの最大の魅力です。

スポーツバイクの悪い点(欠点)

スポーツバイクの悪い点(116-5)

もちろんスポーツバイクには良い点ばかりではなく、悪い点もあります。

何事にもメリットがあれば、デメリットもありますよね。

私の考えるスポーツバイクの悪い点は次の通りです。

  • 天候に左右される
  • 急なトラブル(パンクなど)に苦労する
  • その他

こちらも1つ1つ簡単に説明します。

天候に左右される

スポーツバイクに乗れるか否かは天候次第です。

雨の日は乗れなくはないですが、前後に泥除け(フェンダー)をつけておいたり、雨具(レインウェア)が必要になります。

風の強い日に向かい風の中、サイクリングするのは非常に辛いものです。

風速4〜5m/sで十分キツいです。

真夏の炎天下の中、サイクリングするのも大変です。日焼けはすごいし、汗が止まらず、適時に水分補給をしないと脱水症状になりやすいです。

雪の上で走れる仕様のスポーツバイクもありますが、基本的に積雪があれば乗るのは難しいです。

などなど、スポーツバイクに快適に乗れないケースは多々あります。

年間どれだけスポーツバイクに乗れるのかは住んでいるエリアによって大きく変わるのかなと思います。

天候に左右される点はスポーツバイクの最大の欠点かもしれません。

急なトラブル(パンクなど)に苦労する

自動車と比較した場合のトラブルはスポーツバイクの方が多いかなと思います。

よくあるトラブルがパンクですね。

ママチャリなどと同じです。

スポーツバイクの中でもタイヤの太さが25〜28mm程度の細いものは、パンクしやすい傾向にあります。

タイヤ、チューブが薄かったり、空気圧管理が上手くできなかったりします。

なお、ママチャリの一般的なタイヤの太さは35mm程度です。


パンクすると自分で修理するか自転車店に持ち込むのが一般的でしょう。

市街地でのパンクの場合、数km圏内に自転車店があるかもしれませんが、川沿い、湖沿いなどをサイクリングしている場合、近くに自転車店がないことが多々あります。

私も何度かパンクで困ったことがあります。

他のサイクリストに助けてもらったこともありますし、1時間以上かけてスポーツバイクを手で押しながら、帰宅したこともあります。

そのため、ある程度の距離をサイクリングするのであれば、予備のチューブを持つと共に自分でチューブ交換をできるようになった方が良いですね。

パンク対応に慣れなければならないこともスポーツバイクの欠点と言えるでしょう。

面倒に感じる人が多いと思います。手も汚れるし、意外と難易度の高い作業ですしね。

その他

他にもスポーツバイクの欠点はあります。

電車に乗せられるように輪行バッグを持ち合わせていればよいですが、基本的にはサイクリングで目的地まで到着したら、帰りもスポーツバイクに乗って帰ってくることになります。

時に疲労困憊になり、何十kmもスポーツバイクに乗って帰るのが億劫になることもあります。

また、当たり前ですが、同じ目的地に移動する場合、自動車、電車やバスなどの公共交通機関を利用した方が早いことが多いです。

つまり、スポーツバイクによる移動は他の移動手段と比較して時間がかかるのです。

さらに、スポーツバイク(ママチャリでもそうですが)には消耗品が多く使われているので、メンテナンスにある程度のお金がかかることは忘れてはいけません。

自動車、オートバイのメンテナンス費用よりは安く、電車、バスの運賃よりは安上がりだと思います。

まとめ

スポーツバイクの良い点、悪い点- まとめ(116-6)

最後に簡単にまとめます。

まとめ

私の考えるスポーツバイクの良い点(おすすめする理由)は、次の通りです。

  • スポーツバイクでのサイクリングはお手軽な趣味
  • 自転車での行動範囲が広がる
  • 季節の変化をより楽しめるようになる
  • ダイエット効果がある
  • その他(環境負荷が少ない、交通費の節約等)

一方、私の考えるスポーツバイクの悪い点(欠点)は次の通りです。

  • 天候に左右される
  • 急なトラブル(パンクなど)に苦労する
  • その他(疲労感があっても自転車移動が必要、移動に時間がかかる等)

いかがでしょうか。

スポーツバイクの良い点、悪い点を理解でき、スポーツバイクをゲットすべきか、新たな趣味として自分自身に合うか判断できるようになったのではないでしょうか。

人によって合う合わないはあると思いますが、個人的にはスポーツバイク超おすすめです。

初心者はどのようなスポーツバイクを選ぶべきか気になる方は次の記事をご覧ください。

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参考記事:準備中